部分補修は結局高くつきます

外壁塗装の見積もりをもらったりして具体的に検討をはじめると、どうやしたら少しでも削れる費用はないかと考えることがあると思います。不必要な作業項目は削るべきですが、安くしたいあまりに、本来必要となる項目まで削ぎ落としてしまっては長い目で見て損をする可能性さえあります。

そうはいっても、外壁塗装の何が余計なもので、何が必要なものなのかを素人が判断するのは容易ではありません。また塗装業者によっては費用が低く見えるように、本来なら必要不可欠といえる作業を省略してしまうこともあります。

最終的に顧客の不利益をもらす提案をする業者とは関わりを持たないのが賢い選択なのですが、「安くしたい」という思いが強いと、そうした誘惑に負けてしまうので注意が必要です。

「部分補修」はそんな誘惑のひとつです。

外壁塗装では、外壁と屋根と同じタイミングで施工をすることのが通例ですが、その方が足場代(20万程度)をまとめることできて、費用を圧縮できるからです。

そうではなく、外壁だけとか屋根だけといった部分だけの塗装で済ませようとするれば、外壁のためだけに足場を組むことになってしまいます。そして遅かれ早かれ、屋根の工事のために足場を組むことになります。長い目で見れば、足場代を2倍払っていることになるわけです。

目先の費用をケチって損をしないように、外壁と屋根を同じタイミングで塗り替えるようにしましょう。次の塗り替えタイミングがおなじになるように、同程度の耐用年数を持つ同ランクの塗料を使うようにすると良いです。

屋根だけ、外壁だけといった「部分補修」は結局高くつく、と覚えておくと良いと思います。

長崎市の外壁塗装業者の選び方

外壁の塗装は、家の外壁をさまざまな要因から保護する機能があるので、一定以上劣化をしないように定期的に塗り替えを行うのがおすすめです。外壁そのものが傷んで修理するとなれば、とんでもない金額になってしまいますからね。病気と一緒でひどくならない段階(未病の段階)からケアするのが一番安上がりというわけです。

いざ外壁塗装を検討しようといっても、ほとんどの人にとって悩ましいのは業者選びでしょう。知り合いに塗装業者がいるとか、過去に塗装してもらって信用しているとか、そういった場合は良いですが、初めて外壁塗装をするという人にとっては、誰に相談したら良いかもわからないというのが本音だと思います。

多くの塗装業者が小規模な個人経営に近い業態であることもあって、業者の数が多いのも選択を難しくしています。業者のほうもそれをよくわかっているので、お店を構えて看板を出せば問い合わせが来るとは思っていません。

※こちらのサイトに長崎市の塗装業者の一覧が載っていますが、実際にはもっと多くの塗装業者があると思います。

外壁塗装業者をはじめて選ぶ場合は、いまはネットで利用できる一括見積もりサイトを活用するのが主流です。サイトには一定の基準を満たした塗装業者だけが登録されているので、評判の悪い、いわゆる悪徳業者というような業者は登録できないので、その点がまずメリットです。

また保険の査定や車の買取査定などと違い、外壁塗装は専門性が高く、見積もりをもらっても内容が理解できません。さらにその工事内容が自宅にとって本当に必要なのかどうかもわからないでしょう。そうした部分の相談役になってくれるのも外壁塗装の一括見積もりサイトのメリットですね。

外壁塗装って具体的に何するの?どんなバリエーションがあるの?相場はどれくらい?いま本当にしないといけないの?などいろいろ疑問があると思います。そういった疑問に中立的な立場でアドバイスを貰えるので、今回が初めてという人にはおすすめの方法です。

 

格安な外壁塗装は存在しない?

どんな業界であっても、企業間の切磋琢磨があって新しい技術が生まれ、様々な効率化が行われます。それによって同じ性能のものがより安く、より高い性能のものがいままでのコストで入手できるようになります。これは私達消費者にとって大変喜ばしいことです。

ただしそこには一定のモラルがなければ成立しません。いくら価格が下がったとしても、消費者にはすぐにはわからないところで、質の低い原材料や手抜きをするような悪意があれば、話は別です。

実際、外壁塗装の業界でも、びっくりするような低価格で工事を請け負う「格安業者」が存在しています。普通に考えれば80万円するような工事を半額の40万円で請け負うといったようなものです。

外壁塗装の工事は、家や車についでとても高額な出費の一つです。80万円を気軽にポンッと払える人はほとんどいないと思います。ですから、少しでも安くと考えるのは自然なことですし、格安と聞けば心躍ってしまうのも無理はありません。

ですが、平均的な費用を大きく下回るような格安を実現するにはそれなりの理由があるわけです。外壁塗装は、大量生産してコストを下げるような性質のものではありませんので、本来は必要と考えられる部分を削って値段を下げるしかありません。

施主がその点を完全に理解した上で、あえて格安を選択するのであれ問題はありません。ですが、内容がわからないことを良いことに、安いことだけをアピールして売り込むとすれば、非常に悪質です。

実際のところ、工事費の多くを占める塗料費は、いくら大量に仕入れたところで、極端に安くなるものではありません。人件費をおさえる努力は先進的かもしれませんが、訪問営業をネットに変えたところで極端にコストを下げるようなことは不可能です。

そうなると、外激塗装の品質や工事の安全に対して通常なら行うことを行わないことでコストを下げるしかありません。

・工事期間を無理に短縮して、足場のレンタル費用を下げる
・塗料を必要以上に薄めて、塗料費を下げる
・資格も経験もないアルバイトを使い人件費を下げる
・重ね塗りが必要なのに、一度しか塗らない
・塗装面の下地処理をしない

このような工事をすれば、一般に言われる外壁塗装の寿命の10年ももちません。

それらをすべて把握した上で、それでも施主が納得して格安を選ぶのであれば問題はありません。ただ、残念ながら格安の本当に理由は明かされることはなく、またそれらを想定するだけの知識は残念ながら一般の家主にはありません。

質が低いのに高いのは論外ですが、格安なものには必ず理由があるということはしっかりと理解しておきたいですね。さらに、外壁塗装はその性質上、いまの塗装技術が根本的に変わらない限りは極端な格安はまず実現できないということを覚えておきましょう。

塗料に関するよくある誤解

塗料の選定は外壁塗装おいてとても大事なポイントです。

選ぶ塗料によって、当たり前ですが外観が変わります。とくに色を以前と変えた場合は、その色自体が気にいるかどうかということもありますし、周りの景観とのバランスが取れているかというのもあります。

このような塗料による外観の変化は施主さまの好き好きによるところもありますが、塗料の役割はもう一つ、塗膜を生成して外壁や屋根を劣化から守るという大きな役割があります。塗料によってその耐久性能が違っていて、また塗料の値段も違っています。

高い塗料を使用すればからなず良いかということもありませんが、価格の高い塗料はやはり耐久性が高く長持ちするようになっています。
長く持たせたければ質の良い塗料を選ぶほうが良いのですが、どうしても外壁塗装費用が大きくなってしまいますので、予算とのバランスで検討する必要がでてきます。

さて、ここでよくある塗料に関する誤解についてお話したいと思います。

塗料にはかならずメーカーが公表している耐久年数というものがあります。
この耐久年数は、実際の家に塗装をしてきちんと検証した値だと思っている人もいるのではないでしょうか?

しかしこれは、実際の家に塗装して試したものではありません。実のところ耐久年数は長いものなら20年ほどになりますので、そこまで長期間商品のテストを行うことはビジネスの観点から不可能なのです。そのため、検証用の機材を使用して耐久テストを行った算出した年数です。

ではこの年数が全く当てにならないかというと、そんなことはもちろんないのですが、実際の外壁塗装の耐久年数は、壁材の種類や日射の度合い、周囲の環境などの影響を受けるので、同じ塗料を使用しても耐久年数は違ってきます。

ですので、塗料メーカーの言う耐久年数まで塗装が保つかというとそういうことではありません。また耐久年数は、その年数までは致命的な劣化(剥がれやひび割れ)をしないという意味でしかなく、実際のところ外壁塗装は塗装した時点から少しづつ劣化していきます。耐久年数の間、劣化しないでピカピカのままということではありませんので注意したいですね。

外壁塗装に適切な時期

はじめまして。

長崎市在住のTです。リフォーム会社の営業をしていたことがあります。

建築関係のしごとというのは一般の方にはわかりにく専門的な業界です。普段は馴染みがない業界ですし、馴染みがなくとも困ることはないのですが、いざ自宅のリフォームをしようかなと考え始めると、急に関わりが出て来るようになります。

リフォームを考え始めるきっかけはご家庭ごとにいろいろありますが、まず誰でも考えるのが、いまリフォームをしたほうが良いのかどうか?ということです。必要なことだとは理屈ではわかっていても、お金も掛かりますし、業者との調整なども面倒なので、できれば先延ばし(ギリギリまで延期したい)にしたいと思う人が多いものです。

そこで今回はリフォームの中でも時期の判断が重要な外壁の塗装工事についてお話したいと思います。

時期というのは、前回塗装をしてからどれくらい経過したのか、という意味と工事を実施する季節という意味合いがあります。

まずそろそろ塗装をしたほうが良いのか?という点ですが、こちらはなかなか素人では判断が難しい部分もあります。明らかに塗装が薄くなった、汚れた、剥げた、亀裂ができたというようなわかりやすい現象があれば、まよわず塗り替えの頃合いだとわかりますが、塗装が外壁を守る機能を維持するという意味では少し遅すぎるくらいです。

そのため10年くらいを目安に、信頼できる塗装の専門家に見てもらうのがベストです。劣化が表面に現れる前に的確な評価をするのは素人には難しいからです。こうした診断くらいならどこも無料でやってくれるので心配しなくても大丈夫です。

もう一つの時期は外壁塗装をする季節についてです。塗装はよく乾燥させて、何度も塗り重ねをする必要がありますので、雨が降らずに乾燥している季節が向いています。雨に濡れると塗装が乾くのに時間が掛かったり、雨水で流れてしまって同じ工程をやり直さなければなりません。工期が長引いたり、コストが上がってしまう原因となるので、できるだけ雨の影響を受けない時期がベストです。

そのため、一般には春か秋の晴天の多い時期がおすすめのタイミングということになります。

今回は外壁塗装の時期についてのお話でした。外壁塗装をしっかりとメンテンナンスしないと、外壁自体がいたんでしまいます。外壁を取り替えるとなると工事は一気に大変になり、お金も必要になります。大事に至らないうちにしっかりとメンテナンスすることをおすすめします。